CDプレスでオリジナルCDを作ろう
自作の音楽や映像、会社のプレゼンテーション資料やプロモーション資料、学校の案内資料や卒業アルバムCDなど、CDプレスでオリジナルCD・DVDを作りたいという方は多いはず。 しかし、いざプレスをしたいと思っても、プレスにかかる費用やデータの作成方法など、分からない事はたくさんありますし、業者によって価格も様々です。 また初めての場合は善しあしの基準を計る事もできません。
「iミツモリ」ではプレスをお考えの方のために、CDプレスの「いろは」をご紹介します。
CDプレスを始める前に、より多くの情報を収集し、目的や予算に合ったプレスで、思い通りのものを作りたいですね。
そもそもCDとは?
CompactDiscを略してCDと呼ばれています。ソニーとフィリップスが提唱した規格です。
樹脂製の円盤に細かい凹凸を刻んでデータを記録します。
日々の生活からも実感できる通り、音楽やデータの配布・保存用として非常に普及しているメディアです。
記録されたデータを読み取るには、レーザー光をCDに当て、刻まれた凹凸反射光を読み取ります。
そのおかげで、アナログレコードのように機器を盤面に接触させて読み取るより、劣化しにくいのもCDの特徴です。
DVDも同様の仕組みですが、記録できるデータの容量はCDの約7倍~12倍です。
CDプレスとは?
プレスとは「押し付ける」という意味ですが、CDプレスの場合は、原盤CD(音楽データなど、
元と成るデータはCD-Rなどに記録します)からプレス工場で大量にCDを複製することを言います。
@>プレス工場では、スタンパーと呼ばれる金型を作成し、それを元にCDを量産します。
また、データ面を複製するだけでなく、レーベル面(盤面)も併せて量産するのが一般的です。
レーベル面は、紙などと同じように印刷が行えるので、写真や文字を自由に印刷する事が出来ます。
CDプレスで安定性のあるCDを作成
よくデータを複製するために、
パソコンなどのアプリケーションを使ってCD-Rにデータのコピーを行うことがありますが、
このCD-RコピーとCDプレスは大きく異なるものです。
そのため、CD-Rコピーでは再生機器によって、再生が不可能だったり、
またコピー自体が失敗していて、データの読込みが出来ない場合もあります。
反対に、プレスで量産したCDはデータの質が安定しているので、再生できないということはほぼありません。
また先にも書いたとおり、レーベルの印刷も行えるので、出来栄えもします。特に会社や学校の資料など、
公のものとして配布、販売するCDは専門のプレス工場で作成することをおすすめします。